為替情報を制するには

戦争と平和

戦争やテロ行為もまた為替相場に多大な影響を与える重要な為替情報だと言う事ができます。記憶に新しいところでは911アメリカ同時多発テロやイギリスロンドンの地下鉄テロが起こった時には米ドルやポンドは大きく値を下げる事になりました。しかし戦争では兵器などの軍需産業が潤うため一時的な好景気を迎える事もあります。

また、内乱が落ち着いて、新政府が発足するとそれまでの経済基盤から一変するために相場は不安定な値動きを示す事が多いのです。ベルリンの壁が崩壊した時には多くの国がドイツ統一に湧きました。その時にはそれまでの冷戦状態から統一への歓迎ムードで一時的にドイツ経済も上向いたかと思えばその後の所得格差問題への懸念からマルクが急落したりという乱高下を繰り返したのです。

しかし、このドイツ統一はその後のユーロ圏構想に大きな影響を与えました。最近ではそれまでの独裁者と呼ばれていた多くの指導者が追われ独占政治に終止符が打たれています。その国の経済は今後どの様な動きを見せるのか多くの投資家が先行きを見守っています。こうした極端な混乱は投資初心者が手を出すべきではないと思います。

筆者個人的な考えとしても、例え戦争特需と呼ばれる好景気があったとしても、やはり戦争が長期化する事で国の経済は疲弊するものですし、人の命と引き換えの好景気というのは好ましくはないのでそこに投資すると言う事には抵抗を感じてしまいます。相場は「気配」で動くというのはこれまでにも触れてきましたが、多くの投資家が戦争の気配を避ける様になれば経済の面からも戦争根絶が可能なのかな?と考えたりもします。

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