為替情報「脱」超初心者

円相場と外国為替相場

円高や円安、これらの為替情報は毎日ニュースなどで報道されています。円高になると海外旅行が安くなる。これは常識として皆さん理解されている事と思います。しかし、円高や円安といった円相場は一体誰が決めているのでしょう?

そもそも円高や円安ってどうやって見分けるの?こんな疑問を持つ方も多い事と思います。実は外国為替に対する円相場を決めているのは「気配」です。こういうとちょっと不気味ですね。しかし私たちは日本国内で生活している限りあまり円高や円安を意識する事はありません。仕事で海外と取引しているか、海外旅行に行くか、円相場を気にすると言えばそんな時でしょう。

つまり、日本国内でも内国為替取引という取引方法は存在していますが、そこには円相場というものは通常存在していません。これは日本の通貨は円で統一されているからです。ところが物価というものは存在していますね。それでは物価を決めているのは誰でしょう?日銀ですか?金融庁ですか?そうではありません。

需要と供給のバランスが物価を決めています。日銀の出す物価指数とはこれらをまとめた報告にすぎないのです。例えば今年は葉もの野菜が不作で白菜が品薄になった為にスーパーや八百屋では高値で取引されている。しかし実際は白菜は日本国民全員が毎日食べるものではありません。その日買えなくても実生活にあまり支障は無いはずです。

実際に買える人と買えない人がいたとしても生活は出来ます。つまり、品薄感という「気配」が物価を引き上げているんですね。ケースは大分違いますが、同じ様な事が外国為替市場でも起こっているのです。例えば今ヨーロッパはギリシア問題で端を発した経済問題で揺れています。市場はこのユーロ圏の経済状態の不安感を心配してユーロを手放し、他の国の通貨を買おうとする気配が動きます。こうして円が買われると市場に円の品薄感が漂うため、円高になっていくのです。つまり円相場とは国内での話しでは無く、外国為替市場における円の価値という事になります。

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